ダニエルズ式数値
小出監督著書「マラソンは毎日走っても完走できない」で書かれている練習メニューを始めてみようと思います。
小出式練習メニューは "まず初心者は痩せる事と脚づくりが出来てからやんなさいよ" って事でしたので、これまで実行に躊躇していました。
ランニングを始めてから1年以上経って10㎏痩せたし、スローペースなら20キロ走れるようになったので、そろそろ潮時なんじゃないかなって勝手に自己判断です。
シリアスランナーには周知の事実でしょうが、心肺と脚に負荷を与えて鍛えておかなければ、ここぞという時に身体は反応してくれないという小出監督の教えは、私には目から鱗でした。
ただ楽なペースで、今日は5キロ走れた、今日は10キロ走れたと満足して練習した気になっていたからです。
「経験していないパフォーマンスは、脳もその動きを記憶していないので体に信号が出せない 」と聞いた事があります。
私のような甘ったれた体は、時としてムチを打って苛めてあげないと聞き分けが悪いのですね。
再度、本を読み返して小出式練習方法をメモしたのですが、悩んだ点がありました。
インターバル走、レペテーション、ビルドアップ走、ペース走等のスケジュールメニューは書いてあるのですが、自分がそれぞれどれ位のスピードでこなせば良いのかが解りません。
そこで、ダニエルズ数値というその人にとっての最適なペースを教えてくれる計算がある事を本で知りました。
「走れ!マンガ家ひぃこらサブスリー」Amazon CAPTCHAの著者 みやすのんき氏は、その数値を参考にトレーニングを行い、52歳でサブ3を達成したそうです。
ダニエルズ数値の計算方法はSCRさんのブログで詳しく書かれています。
では、私のトレーニングにおける最適ペースを算出して頂きましょう。
えーと、ここ最近の自己ベストランは先週に5キロ走った時の24分29秒です。
これを計算ツールJack Daniels' VDOT Running Calculator | Run SMART Projectに当てはめて計算するをポチっとすれば、
出ました!
簡単=イージーラン(Eペース):LSD、ウォームアップ、クールダウン
マラソン=マラソンラン(Mペース):マラソンのレースペース、ロング走
閾値=スレッショルドラン(Tペース):持久力向上(血中の乳酸を分解できる能力を高め、同じペースを維持できる時間を延ばす)
間隔=インターバルラン(Iペース):最大酸素摂取量向上、インターバル走
繰り返し=レペテーションラン(Rペース):スピードと経済性向上、レペテーション
どうやら私がマラソン大会に出るなら、5分31秒/kmのペースで走れば良いって事らしいです。
早速試したい衝動に駆られ、伊坂ダムへGO!
結果、7キロでダウン・・・_| ̄|〇
ちょっとダニエルさん、
この数値キツくないですかっ!
とても、42キロ走れるとは思えないんですけど
でも、参考にしているランナーが多いのは事実ですので、LSDやインターバル、レペ走をする時にはこの値でがんばってみます。