四日市シティロードレース
家から歩いて行ける大会
地元のローカルレース(10km)に参加してきました。
天気はすこぶる穏やかで、絶好のお花見ランでした。
結果ドン
かる~く 4:30ジョグで流してきました。
…嘘です。
もういっぱい、いっぱい
出だしから、まさかのダッシュスタート
今まで最後尾ブロックスタートばかりだったのが、今回は出世してBゼッケンだったので周囲のペースが速い、速い
写真はゴール前のラストスパート
この時、酸素が摂取できずに窒息死するかと思いました。
でも周りの高速ランナーに引っ張られたお陰で、自分でもビックリのネット45分切りができました。
結果には大満足です。
参加賞のタオルと豚汁とおにぎりを頂いて、家までとことこ歩いて帰宅したのは AM10:30
私にとって一番肩の力を抜いて参加できた大会でした。
すべてはこの後の一杯のために
今日、私の住んでいる街も桜が満開になりました。
海蔵川という桜名所の土手には露店がズラリと並び、日和の良さと相まって河川敷では多くの宴が繰り広げられていました。
私はそんな風景を横目にシラフでランニング。
こんな日に満開の桜を見ながらのお酒は絶対にうまいだろうな・・
でも、私はもっと美味しいお酒がある事を知っています。
それは、走って走って自分との戦いを制した後の一杯。
明日は、この Tシャツを着てレースに出ます。
ランニング中は花粉症にならない
私は花粉症です。
特に今の季節はティッシュの減り方が半端ありません。
鼻下の皮膚がヒリヒリ痛くなるのでオロナインを塗っていますが、ひょっとしてワセリンの方が効果があるのかも。
でも不思議なことにランニング中は花粉症の症状が治まります。
それは、運動中は免疫に関わる神経の働きが低下する事と、ランニングをすると多くの呼吸が必要になるので、脳はくしゃみや鼻水など呼吸の妨げになるものを抑制しようとするから。・・らしい。
最近は少量の採血でアレルギー症状の起きやすい39項目を一度に検査できるようになったって事を知りました。
その名も『 View アレルギー 39 』
保険適用で5000円程と聞いて、一回の飲み代で自分のアレルギーを起こす物質が判明するならアリだなって事で受けてみました。
結果がこれです。
なるほど私は草木に弱いらしい。
現在の スギ、その後やってくるヒノキ、夏にはカモガヤ・オオアワガエリ、秋にはブタクサ・・・って年がら年中ダメじゃん 最後のガって…羽の粉?
都会に行けばアレルギーから解放されるのかな。
昔からアレルギーが発症するのは体がデリケートにできているからと思っていました。
でもアレルギーとは、"ある物質の摂取・接触などの結果起こる、その物質に対する異常な免疫反応" とある。
要は、正常じゃないって事ですね(悲)
でも、ランニング中だけは花粉症の苦しみから解放される。
少し走る事が好きになれた気がします。
ヤッソ800
”ヤッソ800” なるインターバルトレーニングで、マラソンのタイム予測ができるらしい。
Bart Yassoさんなる方が発明した練習方法で、シリアスランナーさんには周知のようです。
方法は、800mのインターバル走 ✕ 10本 (つなぎJog は400mで800m1本と同タイムにする)という単純なもの。
これだけで理論上、
800mを4分でこなす事ができれば、サブ4
800mを3分でこなす事ができれば、サブ3
を達成する事ができるんですって。
インターバル走は嫌いで避けていましたが、自分の走力を見極めたくて挑戦してみる事にしました。
仕事帰りにいつもの公園へ行き、ガーミンにワークアウトを設定。
2kmJogで体を温めたのち、いざGO!
すぐにゼーゼーハーハー
するんじゃなかった…キツい
やり始めて3本目ですでに後悔
やっぱり私にはインターバル走は向いていない。
どうする・・止めるか・・
でも、最近はブログネタに乏しいからやりきりたい
最後は吐きそうになりながらも何とか走り切りました。
ヤッソ氏に言わせれば、私はフルをサブ4どころか何とサブ3.5に近い感じで走れるという結果に。
・・これはちょっと違うような気が…
自分の走力は自分が一番よく知っています。
このヤッソ800という方程式には、フルマラソン42kmに耐えうる脚と心肺の指数が見込まれていないんじゃないかな。あと、心折れない精神力も…
1年以上走っていれば、800✕10のインターバルは400のつなぎがあれば、苦しいなりに何とかこなせると思います。
そして、4分/800mというスピードはそれ程高いハードルでは無い気がしました。
冷静に考えて、今の私の走力は万全の体調と天候で死に物狂いで走って、サブ4に指先が届くか届かないかという所だと思います。
でも、サブ3.75は絶対に無理だと断言できます。
このレベルで15分を縮める事がどれだけ大変かは理解しているつもりなので、この結果は現実的ではありません。
マラソントレーニングの世界では、主観的な甘い目安で人を持ち上げておいて現実で撃沈させる指標が多い気が・・。5kmを25分以内で走れればサブ4だとか、VO2Maxの走力値だとか、このヤッソ800もまた然り。
結局はダイエットと同じく「栄光に近道なし」なのですから、あれこれ考えずに日々コツコツと継続する事が一番結果に近づける世界なのでしょうか。
でもインターバル走は寿命を縮めそうなので、もうこれっきりにさせて頂きます。
静岡マラソン②
スタート~ゴール~帰路 編
AM 8:05 どこからともなく司会者の喋り声が聞こえてきました。
徐々に強くなってくる尿意が気掛かりで、セレモニーの内容は全く耳に入ってきません。
良い天気とはいえまだ2月、この軽装で動かずにいたら流石に身体が冷えてきた。
ウエアの面積とタイムは比例して小さくなると聞いたことがある。なるほどFブロックの素足率は異常に低いし、タンクトップの人なんて全く見当たらない。
速い方々ほど寒い思いをしてるのね。
そういえば、尿意を抑える薬って無いなぁ…もしこの世に出たら少なくとも中高年ランナーは絶対買うだろうな。
などと他愛もない事を考えていたら、On your marks!って号令が聞こえました。
最近は "位置について" じゃないからカッコイイな。
やっと動き出した!
よし、ガーミンGPSオン
10分余りでスタート位置まで来た。予想外に早い。
よし、とりあえずの目標はトイレだ。
スタート出だしはもっと渋滞するものと思っていましたが、我がFランク集団でも5:50を切って進んでいました。
1箇所目のトイレ発見。
げっ..めっちゃ並んでる・・これは10分以上掛かりそうだ
待ってる間に2キロ近く進めるなら先のトイレまで進もう
2箇所目のトイレ発見。
ひぇー さっきよりも並んでるよ
考える事は皆同じなのね・・つ、次だ
そして・・結局10キロ手前のトイレで限界を感じて滑り込みました。
こんなことなら朝コーヒーを我慢して損したな…
でも、これでようやく落ち着いて走れる。
あ、芸能人!
かなりゆっくりペースで走っていました。
仕事だもんね…ある意味プロ走者。ご苦労さまです。
静岡の街中に入ってきました。
5:30位のペースで気分よく走れていたと思います。
これ、なんで触りたくなるんですかね。
安倍川の堤防に来ました。
この先17キロ地点に人生初のエイド給食がある筈 ♪
待ってましたぁ! なるほど1発目は安倍川餅でした。
旨い、みやげで貰うよりおいしく感じる^^
続いてあんパン
元気100倍アンパンマンになりました。
橋を渡って反対側の堤防へ
ここら辺まで来ると腰が落ちてるランナーがちらほらw
それを見て、我が振り直す私。
やっと中間地点か・・・え? あれ?
42.195 ÷ 2 = 21.0975 …まぁ、いっか。
力強い応援ありがとうございます。
ここでバナナ登場!
バナナの皮がコースに散乱してるw あぶねー
安倍川をもっかい渡れば、いよいよ海岸線です。
富士山が見えました!が・・安物カメラには映ってくれません(泣)
3箇所目の給食登場 ♪ これは何かな?
外はカリっと黒糖味?のお饅頭。おいしゅうございました。
水を含んだスポンジ…使わないのに初めてなんで頂いてしまった。
どこに捨てていいか分からず、次のエイドまで持って走ることに。
生演奏ありがとうございます。
おー! ここに行かずしてどうする
器によって入っている具が違うじゃないか!これは迷うw
やっぱり玉子は外せないな…
品を選ぶと女子高生が次々と笑顔で、
からし要りますか? だし粉要りますか?と至れり尽せり^^
いやービール飲みたくなっちゃったなぁ (* ̄∇ ̄*)エヘヘ
大変、おいしゅうございました。
右手は駿河湾、この直線が果てしなく続きます。
おーこれ、これ! 丁度デザートが欲しいと思っていた所に抜群のタイミングで現れた。
めっちゃうまい! 口の中もさっぱり。
お代わりしちゃいました^^
30キロまできた。そろそろアイツがやって来そうだ・・
はい、32キロで壁きましたー
シューズとアスファルトが磁石で吸い寄せられるように足が重くなります。
ロボット暗示開始! 私は苦痛を感じないロボット。
私はロボット、私はロボット、私はロボット
でも給食は食べるロボット。あんパンはパスしてバナナを頂こう。
またイチゴだ!
イチゴはいくらでも食べられるなぁ。
ひとりじゃない!キミならできる!
彼の応援は松岡修三よりも熱かった。
ありがとう、元気でたよ!
ようやく長い長い直線が終わったぁ
最後の給食
もう満腹なのに女の子と目が合ってバナナをもらってしまう。
ただでさえ身体が重い時に、これ以上食べてどうする自分。
コーラのエイド発見!
うーん、喉の渇きは無いけど・・エイド初物だから頂こう。
うん、ここで炭酸の喉ごしが心地よい!
あと2キロちょい。よし、走り通せる。
ハイタッチゾーンか・・
そりゃ、やっちゃうでしょう。
あと、200M・・最後のオヤジパワー炸裂!
フィニッシュの向こうからこちらを狙うカメラ発見。
ランナーの隙間を狙って全身アングルで写っちゃおう。
ポーズは・・定番のグリコ。
グロス 4時間18分50秒
決まった!キメ顔カメラ目線でのゴール(笑)
写真買わせて貰うよ、オールスポーツさん。
前の人が振り返ってお辞儀をしたので、私もペコリ。
完走メダルを貰い、
タオルを貰い、
みかんを頂く
走り終わったランナーは皆、疲労と喜びが入り混じった顔をしてる。
メダルなんて、人生で貰ったの初めてかも。
あ、またガーミン止めるの忘れてた…
静岡駅に戻りお風呂へ
いかにも古き良き昭和の銭湯でした。
サッパリして帰路へ就きます。
これぞ至福の一杯。
旅ラン最高!
静岡の皆さん、ありがとうございました。