ランニング意欲
私は今年50歳になる
若い頃は自分が50になるとは思ってもみなかったな…
若者を羨ましく思うのは、
決して若くて力みなぎる肉体を持っているからだけじゃない。
彼らには、やり直す時間、”チャンレンジ” できる時間があるから羨ましいのだ。
この歳になると臆病者になって何かに挑戦する勇気が出ない。
それは、
残りの時間を考えての、いまさら感であったり
身の周りで守るものが大きくなってしまったり
私達アラフィフ世代が若者に対抗できるアドバンテージは、
「我慢強さ」だ。
マラソンは「我慢」のスポーツといっていい。
50年近く生きていると、どれだけの「我慢」に耐えてきたか、今の若者には想像がつくまい。
マラソン完走人口の最も多い世代は 40代だ。次いで30代そして50代と、若者よりも中高年に活躍の場が与えられている事が、老若男女、体力だけでは計り知れないスポーツである事を証明している。
私は、60代で若き猛者達に引けを取らずに戦っているサブ3ランナーを、大迫選手や設楽選手よりも凄いと思ってしまう。
先月のフルでは撃沈して身の程を知ったけれど、
今の私には、まだ何度でもチャレンジできる時間と場所があった事に気付く。
なんと有難いことだ。
そう思うと、また意欲が湧いてきた。
さっそく今日は仕事帰りにスポーツショップに寄ってシューズを見に行こう。