全日本大学駅伝
今日は全日本大学駅伝(正確には第50回全日本大学駅伝対校選手権大会)がありました。
箱根、出雲と並んで男子学生三大駅伝の一つに数えられています。実は知らなかった (* ̄∀ ̄)
私はこれまでマラソンや駅伝を、直に観戦した事はありませんでした。
昨年の秋にランニングを始めるまで、全く興味がなかったからです。(○ ̄▽ ̄○;)ゞ
この大会、熱田神宮(愛知)から伊勢神宮(三重)までを走るコースなんですが、3区から4区への中継地点の霞ヶ浦緑地ってのが、私がよく仕事帰りに走っている公園なんです。
せっかくなので、キロ3分切りという彼らの走りを見るついでに、練習に行こうと思い立ちました。
テレビで、第二中継地点にタスキが渡った頃に家を出て現場に向かいます。
9時前に現地に着きましたが、先頭ランナー到着予想時刻まで、まだ40分以上あるのでランニング開始です。
すると、この小雨模様にも拘らず、いつになく学生さんっぽい若い方が多く走ってらっしゃる。
ひょっとして、駅伝を走る選手達? と思いながらも、
皆、学校名の無い自前ジャージを着ているから違うか・・。
そうしていると、また後ろから軽快なステップで横をスッと走り去る若者が・・
あのスニーカーは、ヴェイパーフライ4%。
一般ランナーが、小雨交じりの練習にヴェイパーフライを履くわきゃない。若者が買える筈もない。 (* ̄^ ̄*)
間違いない・・彼らは選手達だ。
彼らが私の練習コースでアップをしている。
キロ5分40秒でハーハー言いながら走っている私のすぐ横を、大きくゆったりとしたストライドで静かに過ぎ去って行く。
間近で見る彼らの走りは、”走っているというよりは跳んでいる” といった方がふさわしい気がします。
とにかく、両足が空中に浮いている時間が長いのです。
花形ランナー達と一緒に走れるとは、貴重な経験をさせて頂きました。
5キロを走り終えて、駅伝コース端に行ってみると多くの人が。
私は傘も持たずタイツ姿のランニングウエア状態なので、ちょっと周りから浮いている事に気付き、ひと気のない所で観戦する事にしました。
すると間もなく先頭ランナーの東海大学の選手が。
次いで青山学院。
ここは混戦。
皆、4番手にタスキを渡す最後のスパート地点とあって苦しそうでした。
撮った写真を改めて見てみると、
やっぱり彼らは、跳んでいました。
強靭な肉体とバネと若さで成せる走りですね。
彼らは何て素晴らしい青春時代を過ごしているのでしょう。
若い頃に何かに打ち込み、輝かしく誇りに思える時を過ごした記憶がない私には、彼らの姿が眩しく、そして羨ましく映りました。