ランニングクラブ入会
先日、ランニングクラブに入会しました。
もっとタイムを伸ばしたいとか、ランニングを習慣づけたいといった理由ではありません。
単にマラソンのシーズンが終わり、レースの予定も無い中、ひとり黙々と走っている事に寂しくなってきたからです。
もともと私は、皆でワイワイするチームプレイより、一人陰でコツコツとする事が好きな性格です。そしてランニングは失敗しても周りに迷惑を掛ける煩わしさがなく、マイペースで行える気軽さが気に入っていたのですが・・
人は少しばかり走れるようになると、仲間が欲しくなるのでしょうか?
以前走れなかった頃は、目立たない服装で目立たない時間に控えめに練習していました。
それが最近は参加賞で貰った派手なTシャツで周囲の目を気にする事なくキロ 5:00でキプチョゲのつもりで走っているじゃありませんか。
これはまるで・・フル完走後の「新学期デビュー 」状態 !? ( ̄▽ ̄;)
ようやく市民ランナーの一員となれたと思う今、共感し合える仲間が欲しい・・
マラソンの話題でお喋りしながらジョグしたり、仲間同士で苦しい時間を共有したり、励まし合ったり応援したり、頑張った時はスゴいと褒めてくれる仲間が欲しいと思うようになりました。
そんな中、私の練習コースで以前より気になっていた市民ランナー達の姿がありました。
休日の早朝になると ”四日市ランニングクラブ” と書かれた旗を掲げて活動を始めるその集団は、ガチラン系とは違い、純粋に走る事を楽しんでいる趣味のサークルのようでした。
還暦を過ぎているであろう御年配の方が多いのですが、皆立派なふくらはぎを持っていて、ゆったりした走りの中にも年季の入った無駄のないフォームをしています。
彼らこそが、ランニングで最も大切な、楽しみながら末永く続ける事 を実践しているマイスター達に思えました。
このクラブに入りたいと思いつつも、既に出来上がっている雰囲気の中に飛び込む事に気後れしていたのですが、年度初めの頃合いを機に、勇気を出して扉を叩きました。
すると、とても温かく迎えて頂けたのです。
50の私は「若手」だそうです (*´ω`*)
ランニング以外にも教わる事は多そうで楽しみ。
四日市シティロードレース
家から歩いて行ける大会
地元のローカルレース(10km)に参加してきました。
天気はすこぶる穏やかで、絶好のお花見ランでした。
結果ドン
かる~く 4:30ジョグで流してきました。
…嘘です。
もういっぱい、いっぱい
出だしから、まさかのダッシュスタート
今まで最後尾ブロックスタートばかりだったのが、今回は出世してBゼッケンだったので周囲のペースが速い、速い
写真はゴール前のラストスパート
この時、酸素が摂取できずに窒息死するかと思いました。
でも周りの高速ランナーに引っ張られたお陰で、自分でもビックリのネット45分切りができました。
結果には大満足です。
参加賞のタオルと豚汁とおにぎりを頂いて、家までとことこ歩いて帰宅したのは AM10:30
私にとって一番肩の力を抜いて参加できた大会でした。
すべてはこの後の一杯のために
今日、私の住んでいる街も桜が満開になりました。
海蔵川という桜名所の土手には露店がズラリと並び、日和の良さと相まって河川敷では多くの宴が繰り広げられていました。
私はそんな風景を横目にシラフでランニング。
こんな日に満開の桜を見ながらのお酒は絶対にうまいだろうな・・
でも、私はもっと美味しいお酒がある事を知っています。
それは、走って走って自分との戦いを制した後の一杯。
明日は、この Tシャツを着てレースに出ます。
ランニング中は花粉症にならない
私は花粉症です。
特に今の季節はティッシュの減り方が半端ありません。
鼻下の皮膚がヒリヒリ痛くなるのでオロナインを塗っていますが、ひょっとしてワセリンの方が効果があるのかも。
でも不思議なことにランニング中は花粉症の症状が治まります。
それは、運動中は免疫に関わる神経の働きが低下する事と、ランニングをすると多くの呼吸が必要になるので、脳はくしゃみや鼻水など呼吸の妨げになるものを抑制しようとするから。・・らしい。
最近は少量の採血でアレルギー症状の起きやすい39項目を一度に検査できるようになったって事を知りました。
その名も『 View アレルギー 39 』
保険適用で5000円程と聞いて、一回の飲み代で自分のアレルギーを起こす物質が判明するならアリだなって事で受けてみました。
結果がこれです。
なるほど私は草木に弱いらしい。
現在の スギ、その後やってくるヒノキ、夏にはカモガヤ・オオアワガエリ、秋にはブタクサ・・・って年がら年中ダメじゃん 最後のガって…羽の粉?
都会に行けばアレルギーから解放されるのかな。
昔からアレルギーが発症するのは体がデリケートにできているからと思っていました。
でもアレルギーとは、"ある物質の摂取・接触などの結果起こる、その物質に対する異常な免疫反応" とある。
要は、正常じゃないって事ですね(悲)
でも、ランニング中だけは花粉症の苦しみから解放される。
少し走る事が好きになれた気がします。
ヤッソ800
”ヤッソ800” なるインターバルトレーニングで、マラソンのタイム予測ができるらしい。
Bart Yassoさんなる方が発明した練習方法で、シリアスランナーさんには周知のようです。
方法は、800mのインターバル走 ✕ 10本 (つなぎJog は400mで800m1本と同タイムにする)という単純なもの。
これだけで理論上、
800mを4分でこなす事ができれば、サブ4
800mを3分でこなす事ができれば、サブ3
を達成する事ができるんですって。
インターバル走は嫌いで避けていましたが、自分の走力を見極めたくて挑戦してみる事にしました。
仕事帰りにいつもの公園へ行き、ガーミンにワークアウトを設定。
2kmJogで体を温めたのち、いざGO!
すぐにゼーゼーハーハー
するんじゃなかった…キツい
やり始めて3本目ですでに後悔
やっぱり私にはインターバル走は向いていない。
どうする・・止めるか・・
でも、最近はブログネタに乏しいからやりきりたい
最後は吐きそうになりながらも何とか走り切りました。
ヤッソ氏に言わせれば、私はフルをサブ4どころか何とサブ3.5に近い感じで走れるという結果に。
・・これはちょっと違うような気が…
自分の走力は自分が一番よく知っています。
このヤッソ800という方程式には、フルマラソン42kmに耐えうる脚と心肺の指数が見込まれていないんじゃないかな。あと、心折れない精神力も…
1年以上走っていれば、800✕10のインターバルは400のつなぎがあれば、苦しいなりに何とかこなせると思います。
そして、4分/800mというスピードはそれ程高いハードルでは無い気がしました。
冷静に考えて、今の私の走力は万全の体調と天候で死に物狂いで走って、サブ4に指先が届くか届かないかという所だと思います。
でも、サブ3.75は絶対に無理だと断言できます。
このレベルで15分を縮める事がどれだけ大変かは理解しているつもりなので、この結果は現実的ではありません。
マラソントレーニングの世界では、主観的な甘い目安で人を持ち上げておいて現実で撃沈させる指標が多い気が・・。5kmを25分以内で走れればサブ4だとか、VO2Maxの走力値だとか、このヤッソ800もまた然り。
結局はダイエットと同じく「栄光に近道なし」なのですから、あれこれ考えずに日々コツコツと継続する事が一番結果に近づける世界なのでしょうか。
でもインターバル走は寿命を縮めそうなので、もうこれっきりにさせて頂きます。