最大酸素摂取量(VO2Max)
ガーミンのパフォーマンスという項目にVO2Maxなる値があります。
普段はまず見る事のない項目ですが、今日何となく開いてみたら、
「かなり高い」って文字が。
途端に顔がほころぶ私
え、なになに? どうゆうこと?
上位15%って何? (๑¯﹀¯๑)ニンマリ
そもそもVO2Maxって何?
途端、煽てられた気になって喰いつきました。
調べてみると、VO2Maxとはヒトが有酸素運動のできる限界の酸素摂取量(最大酸素摂取量)を単に英語で省略した文言らしい。
ヒトは主に酸素を使って作り出される有酸素性エネルギー(※1)で生きていて、酸素を使わずにエネルギーを作られる無酸素性エネルギーは平常時ほとんど使っていません。※1)ヒトは体内のミトコンドリアという細胞小器官で、糖質や脂質を酸素を使って分解しエネルギーを得ている
酸素摂取量は運動後徐々に上がり、運動の強度を120%上げると酸素摂取量も比例して120%に上がりますが、酸素摂取量はどこまでも上がっていくわけではなくヒトそれぞれに限界があり、この最大で摂取できる酸素の限界を「最大酸素摂取量」と言います。
要は、ヒトは有酸素運動ができる限界(最大酸素摂取量)を過ぎると無酸素運動に移行しなけらば ならず、当然パフォーマンスは頭打ちとなり長く続かずに失速してしまうんだそうです。
ちなみに、運動後の「息切れ」のメカニズムは無酸素運動で摂取できなかった酸素を後から取り込む必要があるから起こるんですって。なるほど~
てことは当然、最大酸素摂取量が高ければ高い人ほどマラソンのタイムは速くなる・・・
いやぁ、これは嬉しい。
ウソかホントか最大酸素摂取量(VO2Max)の値とマラソンタイムの目安では、
・サブ4 : 46mL
・サブ3 : 62mL
・2時間40分 : 70mL
となっているので、わたしは既に「サブ4」の身体を持っていることになるじゃありませんか!
過去を振り返ると、ランニングを始めた一年半前の数値が、
39mL位だったのでしょうか、それが今では上位15%の49mLにまでなりましたよ。
これは、タニタの体組成計の胡散臭い体内年齢で34歳と出たときよりも嬉しい。
モチベーションが途端に です。
よーし、昨晩走ったけど今日も走っちゃおうかなぁ
と喜んでいたのですが、
SIBASAKIKUOTA_08さんのブログをみて
持久系の選手でも、VO2MAXが高いのにもかかわらず、遅い人がいます。
そういう人の要因として挙げられるのは、大きく2つ
1: 走りの効率が悪い
2: パワーが足りない
です。
説明をすると、
1: 走りの効率が悪い とはどういうことかというと
単純に フォームが悪い! ということです。
・ハムストリングスの負荷感を追い求めるあまり、ひざ下走りになっている(オジサンに多い)
・地面を強く蹴る意識をするあまりに、足首で蹴っている(女性に多い)
・体幹の固定や軸を意識するあまり、骨盤の回旋や腕振りを止めてしまっている(男女問わず多い)
筋肉が発生した力をうまく地面に伝えられていないんですね。
2: パワーが足りない とは、
筋力が足りない(そのままです笑)
仮にうまく地面に伝えられていても筋力が発生する力自体が弱いとスピードの上限が決まってしまいます。
これこそ、持久系を嗜む人が陥るVO2MAXの罠です!
納得して素に戻りました…