体脂肪について考える
ランニングを始めた頃の私は、今より10㎏以上もの脂肪を身に纏っていました。
2Lペットボトル水 5本分・・・ひぇー
そもそも体脂肪の 1㎏の大きさって想像できますか?
なんと模型が販売されていました。
これが、想像以上にデカいんです。
たまごリゾット?
皆さん、物差しで28.5㎝を確認してみましょう! 結構ビックリします。
どうりで体脂肪1㎏消費するのに苦労する訳です。
こんな模型、誰が買うんだろう・・て思いましたが、
ダイエット中の方がこれを食卓に置いておけば、過食の抑止力に絶大な効果があるような気がします。
一般的にお荷物扱いされる「体脂肪」ですが、一番の役割は、飢餓になったとき耐えられるようにエネルギーを蓄えておける事のようです。
む・む・む 私の中である疑問が・・
じゃあ、体脂肪が豊富なおデブさんは餓死しないの?
調べてみたところ、ビタミン・ミネラルは体内で作れないので、いくら脂肪があってもいずれは栄養失調となり力尽きるそうです。おデブは、おデブのまま餓死しちゃうのね…
ところでランナーブログをみていると、多くの方々がフルマラソンを走る際には、糖質の枯渇に備えて補給食を携えて走ったり、カーボローディングをしたりしていますね。
あえて摂取しなければならない糖質よりも、大量に保有している体脂肪(私の場合は体脂肪率14%だから体重61㎏として約9㎏=8万kcal)を優先してエネルギー化してくれればいいのに・・
ところが、そんな方法があるみたいです。
それは、あえて糖質を枯渇させ続けて「脂肪酸(ケトン体※)エネルギー」を活発に作用させるケトン体質にしてしまう事。※脂肪酸は肝臓で「ケトン体」という物質に変わる。
即ち、これが糖質制限ダイエットの極意らしい。
じゃあ、糖質制限を続けて身体をケトン体質にしてからランニングをすれば、めちゃめちゃ体脂肪を燃やせるじゃないですか!
でも、、私には糖質(炭水化物)制限なんてできません。
ご飯もパンも麺類も大好きだからです。
マラソン大会に出て、エイドステーションに補給食があれば必ず頂きます。っていうか、それが楽しみです ^^。
蓄え過ぎると体に様々な悪影響を及ぼす「体脂肪」はやっぱり邪魔な存在に思えます。
けれども、ヒトの体に無駄な機能は付いていない筈。
邪魔で不快な存在だと思えるのは、裏を返せば、脳がそう指令を出しているんじゃ・・。
体脂肪の最大の役割は、「食べ過ぎ」や「運動不足」があった場合、本人に視覚で知らしめ、生活習慣の改善を間接的に促す事にあるのかもしれませんね。