初めての120分走
最近は長く走れる肉体と心肺をつくる為に、3日以上は空けない様に暇を見つけては走っています。
スピードと距離は求めずに、走る時間に重点を置いて、今日は身体が重いから40分、今日は体調が良いから90分、といった具合に長く走れる脚づくりを負担が掛からない程度に仕上げていくようにしています。
今日は中2日空けてのトレーニングでしたので、比較的身体が軽く感じられた日でした。
今まで自分でLSDと思って走っていたトレーニングは90分走が最も長い時間でしたが、今回は120分走に挑戦してみようとスタートしました。明日休みだし・・
これまで最長90分で終わっていたのは、これ以上走ると脚を痛めそうだと自分で勝手に限界を作っていた事と、これ以上の時間は水分補給が必要だと感じていたからです。
途中、自販機での水分補給は一旦ストップするのが嫌なのと、量が多く一口では済まないので、残りを捨てるか手に持って走らなければならない煩わしさがあります。
そこで、私がいつも身に着けているポーチFlipBeltに入るペットボトルを探しました。
このポカリ200㎖が最小だったので購入しました。FlipBeltにも収まったからこのボトル捨てずに使い回しよっ^^
いつもの仕事帰りに寄る公園は、明日が雨予報だからかランナーが多く居ました。
軽くストレッチをした後、本やネットで学んだ省エネ走法を頭の中で思い出しながら出発です。
① 両腕はダランと下して軽く曲げて肩の力を抜く。
② 背筋を伸ばしたまま重心を前に倒し、耐え切れなくなったところで脚を自然に一歩前に踏み出す。
③ 腕や脚は脱力して操り人形のようにブランブランさせるイメージを持ち、体幹主導でムチのようにしなやかに脚を運ぶ。
④ 目線は3m先の路面で良い。
スタートしてから40分位は、おしゃべりしながら走れるくらいに全く余裕でした。喋る相手いないけど…
ちょっと辛くなってきたのは60分を超えた辺りです。今日は気温と湿度が高かったようで汗がいつもより多く噴き出してきました。
よし、ここで給水だ!とポカリを取り出して口に当てましたが、上手く飲めない 皆、振動のある中どうやって飲んでいるんだろう・・・
飲み口が歯に当たって、こぼしながらでしたが何とか潤す事はできました。
1時間20分位で息があがってきて、ちょっと弱気になりました。
”やっぱり今日も90分で止めておこっかな・・”
と一瞬、悪魔がささやきましたが、BSテレビの「サブ4!」で私より初心者だった女子アナの子が20kmの距離を走破していたのを思い出し、負けていられない!と天使が背中を押しました。
未知の領域に入ってからは時間の進みが遅くなりました。
足、重たっ・・・よく30キロの壁って聞くけど、私には15キロの壁が立ちはだかりました 情けない…
ここでまた、こぼしつつも2度目の給水をしました。すっかり体温であたためられたポカリは甘く感じました。
ガーミンは、ペース6:45/kmくらいをずっと示していたのに、いつも間にか7分を超えていました。
1時間50分を経過した後は、ゼーゼーいいながら何度もガーミンのタイマーが2時間になるのを待ちました。1分の長いこと、長いこと・・
なんとか気力で歩く事なく走り終えましたが・・・
今の私には、ハーフを完走する身体すらまだ出来ていない事を痛感しました。
やっぱりフルマラソンを走れる人ってすごい・・・。